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2008年1月19日 (土)

いつだったか

 昨年参加させていただいた、ぴーちゃんの SS 5夜イベントで提出した作品をきっかけに親子ネタをもわもわ妄想しました!やっとそれが完成!ってか、あれ?提出した作品ってまだ上げてないよね?しまったぁあああ!ってことで連続UPしちゃうZE☆
 今日は提出した「-好き-」をUPしますー。かなりの駄文です。いや、ほんと、これを提出したとか最悪だ、とか思いました。短いし。一応ちょっと読み直して書き直した部分が僅かありますが、基本あんまり変わってません。すみませんorz

 そういえば、知り合いにここ行こうぜ、とか言われました。稀凛、殺されそうです。お化け屋敷だめなんだよ。ホラー映画とかは良いんだけど、「驚かされる」ってのがダメ。
 
 それから、春姫っち主催ゆかりなな祭にもとりあえずは一本投稿させていただきます。まだ提出してないけどね!メッセで捕まえようと思ったらいないんだもん…。忙しいんだろうなぁ。メールで添付するしかないかしら?とか思いながら送らない稀凛自重。
 うふふ、無事捕獲して提出しちゃったZE☆もう後戻りはできねぇ!

 では追記に、イベントに提出させていただきました作品を上げますー。親子ほんわか(?)ネタ。
 さて、ゲームしようかな。

 
      - 好き -

「ねぇ、なのはママはフェイトママのこと好き?」
「え?」
 今日は久しぶりにわたしの仕事が早く終わって、まだ仕事が終わらなくて帰りが遅くなるフェイトちゃんを、ヴィヴィオと二人で寝ずに待ってるところ。そんな時、ヴィヴィオが突然わたしにそう尋ねてきた。
「……うん、好きだよ? でも急にどうしたの?」
 突然そんな話題を振ってきた愛娘を不思議に思って、そう問いかけてみた。
「うんとね、なんかね、クラスの友達にヴィヴィオのことが好きだって言われたの。でもね、好きってなんだろうって思ったの」
 あれ、これは、いわゆる告白されたってことなのかな? ……フェイトちゃんが知ったらなんて言うか。このことはフェイトちゃんに言わないほうが良いかも。
「なのはママ?」
 そんなことを思っていると、いつの間にか少し考えすぎてたみたい。隣に座ってるヴィヴィオが不思議そうな顔で見上げてきてた。
「あ、ごめんね、ヴィヴィオ。なんでもないよー」
 わたしはそう言いながらヴィヴィオの頭を撫でる。すると、ヴィヴィオは嬉しそうに擦り寄ってきた。……可愛い。
「じゃあ、なのはママは、フェイトママのどこが好きなの?」
「んー」
 フェイトちゃんの好きなところ、かぁ。普段特に気にしないことだったから、急には思いつかないかも。ヴィヴィオには悪いけどちょっとの間考えてみた。

 どこにいても綺麗に映える、金色の髪。そして白くて、スラリとした長身。いつも暖かく抱きしめてくれる腕。いつだって差し伸ばしてくれる手。優しくて、でも、どこか憂いを帯びる紅い瞳。どうしようもないくらいの心配性な性格。優しくて、でも実は負けず嫌いだったり。あ、自分のことは省みない危なっかしいところも目が離せなくて可愛いかも。心配なんだけどね。
 でも、一番好きなのは……。

「優しく名前を呼んでくれること、かなぁ」
「ほぇ?」
 思わず口をついて出た言葉。そんなわたしの声が聞き取れなかったみたいで、気の抜けた声を出すヴィヴィオ。
「ふふ、まぁ、フェイトちゃんがフェイトちゃんだから好きってことかな」
 わたしがそう答えると、ヴィヴィオは「うぅー」って唸ってる。んー、やっぱりこれじゃあだめかぁ。
 ──あ、そうだ。
 ふと、わたしは面白いことを考えついた。と言っても、面白いのは主にわたしだけだと思うけど。
「じゃあ、ヴィヴィオ。フェイトちゃんが帰ってきたら聞いてみようよ」
 わたしは、未だ唸るヴィヴィオに名案とばかりに指をピンと立ててそう提案してみた。
「フェイトママに? そっか、…うん、聞いてみるっ!」
 すると、ヴィヴィオは満面の笑みを浮かべて「フェイトママまだかなぁ」って、そわそわしだした。それにつられて、わたしもフェイトちゃんがどう反応するのかが楽しみだなってそわそわしてきた。

 
 
「ただいまー」
 しばらくすると部屋のドアが開いて、フェイトちゃんが帰ってきた。
「おかえり、フェイトちゃん」
「フェイトママ、おかえりなさーい」
 ヴィヴィオはそう言いながらフェイトちゃんに駆け寄っていく。そしてフェイトちゃんの脚に勢い良く突っ込んで抱きついた。
「ただいま、なのは。ヴィヴィオ」
 フェイトちゃんはそれを受け止めて、ヴィヴィオの頭を撫でてあげる。
「ねぇ、フェイトママ?」
「なぁに? ヴィヴィオ」
 さっきわたしにしたみたいに、その手に擦り寄ったヴィヴィオがフェイトちゃんを見上げ直して呼びかけ、それにフェイトちゃんはにっこり微笑んで答え、ヴィヴィオが発するであろう次の言葉を待ってる。……この後の反応が楽しみかも。わたしがそう思ってじーっと見てると、その視線に気付いたフェイトちゃんが不思議そうにこちらを見る、と同時にヴィヴィオが問いかける。
「フェイトママは、なのはママのこと好き?」
「えっ!?」
 こちらに気を取られてたフェイトちゃんは、ヴィヴィオの思わぬ言葉に驚いたみたい。あわあわとして、まだ答えられずにいるフェイトちゃん。ヴィヴィオは、じっと返事を待ってるみたいで、フェイトちゃんを見上げて微動だしない。
「え、す……好き、だよ」
 すると、フェイトちゃんがこちらをちらりと見ながらそう答える。目が合って視線が絡んだ瞬間、フェイトちゃんは顔を赤らめて目を逸らしちゃった。……残念。
「どうしてフェイトママはなのはママが好きなの?」
「どうして、かぁ」
 続くヴィヴィオの質問に少しは冷静さを取り戻したらしいフェイトちゃんがそう呟く。相変わらずこっちを見ようとはしないけど。
「そうだなぁ、……なのはがなのはだから、かな」
 フェイトちゃんはヴィヴィオにそう言ってにっこり笑った。わたしはその言葉を聞いて、胸が暖まると同時にちょっと残念だった。だって、せっかく何か聞けると思ったのに。でも……きっと思ってることは同じかな。
「うぅー、やっぱり解んないよぉ」
 そんなことを思ってると、ヴィヴィオがまた唸って、今度はフェイトちゃんの脚に抱きついたままグリグリしだした。
「あはは、ヴィヴィオ? きっとね、好きに理由はないんだよ」
 フェイトちゃんはしゃがみ込んで、ヴィヴィオを抱きしめながら、やっとこっちを見てくれた。さっきまでとは違い、しっかりとわたしを見据えて。
「自分が本当に好きだって思えれば、理由なんていらないよ」
 視線を合わせたままそう言うフェイトちゃん。わたしは今何かを言うのは野暮だと思って、笑顔を浮かべて返した。
「んー、好きって難しいんだねー」
 ヴィヴィオが唸りながらそう言って。わたしとフェイトちゃんはそれを聞いて笑い合った。
「あれ? でも、ヴィヴィオ。急にどうしたの?」
 すると、フェイトちゃんも急な話題に今さら疑問を持って問いかける。
「うん、あのね……」

 その後、ヴィヴィオから事情を聞いたフェイトちゃんが、暴走するのを抑えるのが大変だったのは、言うまでもないよね。

      Fin

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