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2008年1月20日 (日)

久しぶりの連続UP

 と、言っても昨日のは年末の作品ですが。実質的にはね。
 今日のは続きものってわけではないのですが、再び親子ネタです。
 ちなみになのは視点、がっつりなのは目線。やっぱり誰か目線で書くのが一番楽しい!

 そうそう、明日はとうとう奈々嬢のバースデーですね!それと合わせてフェイトバースデーネタをね、書いてるんだけどね…ぶっちゃけ難しいです。どうしよう、どうしよう。まとまらない上に、こんな話を出して良いのか…どうしよう!どうしよう!でも来月はゆかりん誕生日やん!?ちょ、だめだめぇー!なのはの誕生日ネタもなんて間に合わないYO☆あ、そうか、同時掲載ってのもありだよね。って何言ってんのか解んなくなってきた。どうしよう、とりあえず明日中にフェイトバースデー完成すればUPしようかなぁ。完成すれば!

 またまた、明日はゆかりなな祭開催ですぜ!楽しみすぎて、もうどうしよう!前夜祭前夜祭!(無責任な発言しすぎごめん。

 今日は「とらパ」のイベントでしたね、お疲れ様でした!
 稀凛は残念ながら行けませんでしたが……orz
 サークル様、お疲れ様でしたー!
 次のイベントは二月頭のサンクリかな?そっちは一般参加出来るようにしよーっとつか、するからっ!

 それでは、追記より「happiness」SSです。

 

 それはなんでもない、いつもと同じ風景。でも、わたしは確かにみつけた。
 ──新しい恋敵-ライバル-を……。

 -happiness-

「ふぇいとままぁー、ごほんよんでー」
「うん、いいよ。こっちおいで」
「えへへー」
 リビングのソファで、フェイトちゃんと一緒に腰掛けて一日の疲れを取っていたら、いつもの様にヴィヴィオが寝る前に読んで欲しい本を持ってきた。でも、今日はヴィヴィオの入学祝いとかをしていたからちょっと時間が遅い。そろそろ寝かせないと明日の学校に響くかも……。
「でも、ヴィヴィオ? もう夜遅いからそろそろ寝ないと」
「やぁーっ」
 わたしがそう言うとヴィヴィオはフェイトちゃんから離れまいとぎゅっと抱きついた。ちゃっかりわたしとフェイトちゃんの間に入り込んで、ね。
「あ、そっか。もうこんな時間なんだ? じゃあヴィヴィオ、ご本は明日読んであげるから今日はもう寝よう?」
「むぅー……」
 フェイトちゃんの言葉に拗ねるヴィヴィオ。あれ、わたしとフェイトちゃんにする反応がちょーっと違う気がするよ?
「よし、今日はフェイトママが一緒に寝てあげるから」
 そう言いながら抱きついているヴィヴィオのことを「ぎゅー」と言いながら抱きしめるフェイトちゃん。可愛すぎるよっ、でも抱きしめてるのはヴィヴィオだから複雑。今じゃわたしにはそんなことしてくれないのに…。
「……なのは? どうしたの、ボーっとして」
 そんなことを思っていたらフェイトちゃんに声をかけられた。ヴィヴィオにやきもち焼いてるなんて知られちゃったら後で何を言われるか解らないし、それに恥ずかしいからばれないように、っと。
「ううん、ちょっと眠いのかも」
 わたしは左目を少し擦りながら、苦笑気味にそう答える。うん、眠いのは本当だから嘘じゃないもん。
「大丈夫? じゃあみんなでもう寝ようか」
 もう、眩しいまでの輝かしい笑顔で嬉しそうに言うフェイトちゃん。うぅ、こうなるともう何もいえない…。本当は二人で一緒に寝たいだなんてっ!
「わーい、ままたちとねられるのうれしいっ」
 フェイトちゃんに抱きついたままだけど、顔をこちらに向けて、こっちもまた素晴らしく可愛い笑顔を向けてくれる。そして改めてヴィヴィオの台詞を聞くと胸が締め付けられる。六課にいた頃も、今も、仕事とかでヴィヴィオが眠りに就く時間帯に一緒にいてあげられなかったから。うん、これからは絶対ヴィヴィオが寝る前には帰れるようにしよう。何が何でも!
「ヴィヴィオは、なのはママのこと好き?」
 わたしがそう決意していたら、フェイトちゃんがヴィヴィオにそう問いかけていた。
「ふぇ? うん、だいすきだよぉ!」
 すると、一瞬突然の質問にきょとんとしたヴィヴィオが、またすぐに輝かしい笑顔を向けてくれる。なんて可愛いんだっ。
「ありがと、ママもヴィヴィオのこと、だーい好きだよ」
 そう言って、未だフェイトちゃんに抱きついているヴィヴィオをギュッと抱きしめる。フェイトちゃんから引き剥がすように。するとヴィヴィオは「きゃー」と笑いながらわたしの方に向き直って抱きついてくれた。やっぱりこの子可愛いっ。それからしばらくの間、ギューッと心置きなく抱きしめて癒されてから、少し身体を離してヴィヴィオと目を合わせて尋ねてみる。
「じゃあ、ヴィヴィオ? フェイトママのこと好き?」
 少しドキドキした。ヴィヴィオが何て答えるのかがすごい不安だから…ってわたし本気でやきもち焼いちゃってるよぉー。とか、そんなことを思いながらフェイトちゃんをちらりとみる。そこにはきょとんとしてるフェイトちゃんがいた。…なんだろうこの人は、自分からこの質問を始めたのに、自分のことは聞く気がなかったみたい。やっぱりもう少しでも良いからわたしのことより自分のことを考えるようにしてもらわないと。嬉しいけど、やっぱり悲しい。
「えへへー、すきぃー」
 少し真剣に考え込んでいたら、ヴィヴィオが頬を赤らめながらそう言っていた。あれ、なに、この反応。
「あれ? 私は大好きじゃないの?」
 フェイトちゃんがちょっと拗ねた風に言う。え、なに、そこ突っ込んじゃうの?
「ふぁ、ち、ちがうのー。えっとね、うんとね……」
 もじもじそう言うヴィヴィオ。ちょっと待って、この仕草はどこかで見たことある…。すごい身近と言うか……あれ?
 そんなことを考えていると腕の中にいたヴィヴィオがパッと逃げ出して、フェイトちゃんの方へ駆けて抱きついた。
「ヴィヴィオ、ふぇいとままだーいすきぃ」
「「っ」」
 ……衝撃すぎる。フェイトちゃんは感激で涙してるけど、わたしは違う意味で泣きたくなってきたよ…。
 そう、ヴィヴィオが抱きついた勢いに乗って、フェイトちゃんの頬にちゅーしたのだ。あぁ、なんて可愛らしくも憎い小悪魔…あれ、悪魔?あっ、解った。さっきの仕草って…
『ふふふ、なんだか昔のなのはに似てるよね』
 正直ドキッとした。今自分の考えてたことと同じことを言われたってこともあるけど、思念通話を飛ばしたフェイトちゃんが、すごく優しい瞳をしていたから。涙で目を潤ませながら。
『…知らないっ。ほら、早く寝よう』
 色んなことでなんだか恥ずかしくなって、わたしはプイッとそっぽを向いて、寝室へ向かう。後ろから、くすくす笑いながらついてくるフェイトちゃんと、そんなフェイトちゃんと手を繋ぎながら嬉しそうにこっちへ向かうヴィヴィオ。
「えへへ、ままたちといっしょにねられるのたのしみー」
 わたしが寝室のドアを開けるのと同時にヴィヴィオが小声でそう呟く。わたしとフェイトちゃんは、はっとしてお互いに目を合わせてからヴィヴィオを見つめる。そこにはにこにこと本当に嬉しそうにしているヴィヴィオがいて。わたしは二人の元へ静かに歩んでフェイトちゃんとは逆側に立ち、二人でヴィヴィオを挟む様にしてヴィヴィオの手を握る。
「大丈夫だよ、ヴィヴィオ。いつでも一緒にいてあげるからね」
 そう言って、手を繋いでいない方で頭を撫でてあげる。
「そうだよ、ヴィヴィオ。だからいつでもママ達を呼んでね」
 フェイトちゃんがしゃがんでヴィヴィオと目線を合わせてそう微笑む。
「うんっ! ありがとっ!」
 繋いでいる両手にきゅっと力を入れ、わたしとフェイトちゃんを交互に見てヴィヴィオがにっこりと笑う。
「ほら、なのはままっ、ふぇいとままっ! はやくねないとあしたねぼうしちゃうよっ」
 ヴィヴィオはそう言うと繋いだ手を引っ張って駆け出した。
「うわわっ、ヴィヴィオ待ってよぉー」
 しゃがんでいたフェイトちゃんは慌てて立ち上がって駆ける。
「あははっ」
 そんなフェイトちゃんを見て思わず笑みがこぼれる。
『もうっ』
 笑われたのが恥ずかしいのか少し頬を染めたフェイトちゃんが拗ねた声を飛ばす。
『にゃは、ごめんごめん』
 そんなフェイトちゃんにそう返事をして舌をぺロッと出した。
『でも……』
 わたしはそう付け足して少し真剣な瞳と声でわたし達の間にいるヴィヴィオを見つめる。
『なんだか、すごく幸せだね』
 そう言ってわたしはフェイトちゃんに笑いかける。するとフェイトちゃんは一瞬びっくりしたような表情を浮かべて、でも、すぐに笑顔を浮かべて答えてくれる。
『うん、幸せだ』
 二人で微笑み合い、そして手を繋いでいる愛おしいヴィヴィオを見つめる。今は三人が一つになってるんだ。なんだか、やきもとがどうとか、もうどうでも良くなって、今こうして三人でいられる幸せを改めて感じたわたしは、唯々笑った。

 

 <稀凛脱兎>

 

  あとがき
 ヴィヴィオは眠々なので台詞がすべて平仮名です。読み難くてすみません。「ふぇいとまま」も正しく発音すると「ふぇーとまま」です。
 サブタイトルは「三人でいられる幸せ」。親子っていいなぁ。幸せそうな家族は尚更、ね。ちょっと後半が駆け足気味ですみません!最後まで読んでくださってありがとうございましたっ!

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