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2009年8月 4日 (火)

忍者めしが意外とフィーヴァー(●´∀`●)

 稀凛の中で(笑)
 いやいや、真剣にね、意外と美味しいwww
 そしてちょっと昨日なのは観てたらおかしな妄想をしてて、思わず某ヘンタイ☆様に送りつけてしまったwwwww
 よし、この路線で行きましょう!“(*`ε´*)ノ彡ケテーイ
 
 
 
 しかし、意外と無理難題なことを自分から言い出してしまった……と、いまさらながら後悔wwwww
 いいさいいさ!
 やってみようよ!
 
 
 
 はっ
 
 
 
 そういえば、九月から、死亡フラグ立ちまくりな予定、だ、った(´・ω・`)
 八月中になんとかしなきゃ(´・ω・`)ていうか、八月はせっかくの休みってことで、はっちゃけるぜ!!!な、予定。
 予定が空きすぎてて何をしたら良いのかちょっと困惑中←原稿も課題もスルー
 
 
 
 そうそう、それはそうと。
 今日は何故か暗い話が出来上がったよ!!
 超ミニSS書くつもりだったのに、なんか妙に長い&ぐだった(´・ω・`)チェー
 しかも暗いっていうΣ( ̄□ ̄ ||
 あ、バッドエンドではないです。
「フェイなの」で【知っていること、知らないこと】です。
 暗いけど、結局なんなのか……不完全燃焼的なSSです。久しぶりに長い(微妙)の書いた\(^□^)/だめにんg(ry
 ではでは、良ければご覧くださいませ(ノ∀`)
 パチパチ拍手(o・ω・o)㍍⊃

 

   - 知っていること、知らないこと -
 
 
 ──好きだよ。
 その一言は、案外簡単に出るみたいで。心にもないその言葉が、すらりと彼女の口から紡がれた。
 言われた相手は、その言葉を受けると頬を赤く染め上げる。
(……可愛い)
 彼女はその反応を見て、そう思った。その子を愛していなくても、可愛いと思う。愛しいと思う。そして同時に──可哀想だと思った。
 
 そうさせているのは、彼女自身なのだと解っていても……。
 
 
 
 別に、初めからこうするつもりなんてなかったんだろう。ただ傍にいてくれるから、慕ってくれるから……それだけのことだったんだろう。だからと言って、愛情が全くないわけでもない。愛しいとは思っているし、嬉しくも思っている。でも、好きではないんだ。
 だって、彼女が人を好きになることに意味がないから。
 それでも、止まらない劣情。
 手を伸ばせば、そこに誰かがいて。息をすれば、空気に誰かを感じることが出来る。
 その子の瞳、髪、肌、全ての色と香りを彼女は知っている。
 でも、彼女が本当に求めているのは……それじゃない。
 だからこそ、時々胸が痛むんだ。誰かと言う不特定多数に対しての痛みなのか、求めても手に入らないそれに苦しんでいるだけか……解らない。 
 
 彼女は知っている。
 
 求めていても、手に入らないものがあるということを。
 
 
 
 彼女は知らなかった。
 
 こんなにも止まらない想いがあるなんて。
 
 
 
 約束の時間が終わり、一人音楽室に残された彼女。いや、自分の意思で残っていたのだ。約束の相手には先に帰ってもらっていた。いつものように。
(もうこんな時間……)
 音楽室にかけられた時計を見て、今の時間を知る。
(そろそろ帰らないと、かな)
 そう思って立ち上がった時、彼女は不意に思い出した。
 今日は荷物を持って来ていないということを。
 いつもなら、忘れずに荷物を持っていくのだが、今日は何故か教室に見当たらなかったのだ。だから彼女は諦めて、そして、約束の場所へと向かうことにした。
「……はぁ、一応教室、見ておこうかな」
 荷物がなくて困る事はないけれど、彼女は一度探すことにした。なくて困る事はないけれど、あることに損はない。
 そうして一人、静かな校舎を歩き進む。
 誰もいない、世界から切り離されたように静かな空間。
 この世には、自分一人かのように彼女は思っていた。
 しかし、彼女は自分とは違う存在を見つけた。見つけてしまった。
 静まり返る教室で、一人その場に存在している人を。
 
 
 
 
 
 
 彼女は知らなかった。
 
 こうして毎日人を待っている子がいることを。一人静かに、教室で待つ子の存在を。
 その子は彼女の席に座り、ただ静かに空を見上げている。
 
 彼女は知っている。
 
 その子のことを。
 
 知っているんだ。
 知りすぎるほどに。
 
 
 
 彼女は……私は、その子が好きだから。
 震える体を抑え、声までも震えないように静かに深呼吸をする。そして、私は呼んだ。
 
 
 
「……なのは」
 
 
 
 愛しい人のその名前を。
 驚きの色も、愛しいという色も入れない、ただの音としての声で。
 本当なら、今すぐに抱きしめてしまいたい。
 本当なら、今すぐに押し倒してしまいたい。
 
 しかし、そんなことは出来ない。
 私は知っているから。
 私が彼女を本当に好きだと言うことを。
 
 私は知らないから。
 彼女を本気で愛してしまった後の自分の姿を。
 
 そして、私は聞いてしまったから。
 
 
 
 彼女には好きな人がいるということを。
 
 
 はっきりと聞いたんだ。
 
 この耳で。
 
 
 
「ごめんなさい。わたし好きな人がいるんです」
 
 
 
 それは本当に偶然だった。
 放課後、教務室に用があった私は、みんなより一足先に教室を出ていた。でも、用を終えてから忘れ物に気付いたんだ。
 引き返した教室で、私はそれを聞いてしまった。
 
 あの時、私の中にあった何かが壊れた気がした。
 そして、私は……私でなくなったんだ。
  
 
 
「フェイト、ちゃん?」
 
 不意に、呼びかけた声に応える声が響いた。
 名前を呼ばれただけなのに、涙が流れそうだった。
「良かった。あのね、フェイトちゃんの荷物があったから、今日は教室に戻ってくるのかなって思ってたの」
『戻ってくる』
 彼女は、私がどこかへ行っていることを知っていた。それはそうだろう。毎日一緒に帰っていた相手が急にいなくなれば、どこかへ行ったと解るのだから。
 じゃあ、「何をしていたのか」は、知っているのかな?
 そんな疑問が浮かんでは消える。
 その答えを知りたいけれど、知りたくないから。
「うん、ちょっと用事があってね。でも、荷物を持っていくのを忘れちゃってたんだ」
 私はそう言いながら、違う疑問が浮かんでいた。
『どうして荷物があるの?』
 確かに教室を出る時はなかったのに。でも、今目の前にいるなのはの手元には確かに私の荷物がある。
「そっか、忘れちゃったんだ?」
 そう言ってくすくす笑うなのは。
 笑顔を見るだけで胸が苦しくなる。
 声を聞くだけで胸が熱くなる。
 
 なのはといるだけで、心乱れるんだ。
 
 
 
「用事は、済んだのかな?」
 その声に、私はびくりとした。その声が、どこか冷たく感じたから。しかし、なのはから笑顔は消えていない。
(私が気にしすぎかな……)
 なんて思ったけど、やっぱり気になる。色々とひっかかるものがあったから。
「ねぇ、良かったら……一緒に帰ろう?」
 優しい声。
 そして……なんだか消え入りそうな悲しい声。
 胸が掴まれた様に苦しくて、痛い。
 目の前にいるなのはが、愛おしくて堪らない。
 気付いたら私は、なのはを抱きしめていた。
 なのはの瞳、髪、肌、全ての色は知っていたけれど、香りまでは知らなかった。
 
 今日初めて、私は彼女の香りを知った。
 
 
 
「ねぇ、なのは」
 しばらく抱きしめていたけれど、なのはは何も言わず、静かに腕の中にいてくれた。
 怖がってるわけでもなく、ただ私を受け入れてくれていた。
「私──……」
 囁いたその言葉に、静かになのはは頷いてくれた。
 そんな優しいなのはのことが、私は好き。
 
 抱き締めて、触れて解った本当の思い。
 
 
 
 私は思い知ったんだ。
 私は私を誤魔化していたということに。
 
 
 
 もう誤魔化さない。
 今こうして触れることの出来るそれを、私は失いたくないから。
 例えどんな形でも、傍にいて欲しい。
 
 
 
 だから伝えるんだ。
 私の、本当の気持ちを。
 
 だから知って欲しいんだ。
 
 
 
 本当の私を。
 
 
 ねぇ、なのは。
 私の話、聞いてくれる?
 
 
 
 
 
     - Do you hear the story...?

 

 

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