恋の蕾が膨らみすぎて
なんか、恋蕾熱が再燃wwww勝手すぎる自分www
【百花恋慕】も進めてるんですが、やっぱり【恋蕾】が好きすぎてwwww
【恋蕾after】なんてことにして再開してます。地味に。拍手内SSに入れたことが始まりで(´・ω・`)テヘ
ちなみに、【恋蕾after】の第一話は拍手内の話です。今回は第二話、みたいな。というか、連載で再開するつもりはなくて、短編でちょこちょこーって感じです。だがしかし、それぞれの話が必ずしも完結してるわけではありません←
ご、ごめんなさいごめんなさい! 石を投げないで( ゚д゚)
あ、ちなみに。
今、稀凛は、無性に、けいおん熱とポケモン熱がやばいですはい。いや、なのは熱は別格です(ノ∀`)
それでね、けいおん面子がポケモンやってきゃっきゃやってるのとか考えたらもう幸せでした←
や、やばい。これはけいおんフラグ……!←
でもね、けいおんは百合っていうか、ぐっだぐだ日常が一番素敵だと思うのです。稀凛は。
ではでは。
追記より【恋蕾after ~Consciousness】です。
━━……私の声が、想いが、あなたに届いていますか?
パチパチ拍手(o・ω・o)㍍⊃
忘れてた。
あまりにも近くにいすぎてて。
気付かなかった。
いつも傍にいてくれたから。
本当に、私は救いようのない馬鹿かも知れない。こんな当然のことに気付かないなんて。この酷い思い込みは、一種の才能かも知れない……なんて、ちょっと前向きに考えてみても、心に渦巻く気持ちが納まるわけでもなくて。
だって━━。
初めてだったんだ。
見たくなかったなんて、いくら思ってももう遅いよ。その光景を忘れるなんて、絶対に出来ないから。
- 恋蕾after ~Consciousness -
それは、本当に突然だったんだ。何でもない日だった、はず。最近は学校が楽しくて、休日が酷くつまらなく感じていて。なのはを部屋に呼んだりとか、どこか一緒に出かけたいな、なんてちょっと邪なことを考えたりしてた。でも、やっぱり気恥ずかしくて。携帯を開いては閉じたりして、部屋でボーッとしていたんだ。
そんな時、不意に携帯が鳴り出して。誰だろうって思ったら━━それははやてだった。
『フェイトちゃん、大変や! すっごい暇やねんけど!』
なんて、どうでも良い内容だったけど、なんだかタイミングが良くて笑っちゃった。はやてらしいなー、とか思いながら何気なく私はそのメールに返事をした。
『じゃあ、買い物にでも行く?』
それがトリガーになるなんて、思いもよらなかった。
今更になって、部屋に招けば良かったって後悔しても遅い。
後悔先に立たず、なんて当たり前のことで。予知が出来るなら誰だって苦労はしないし、傷付いたりもしない。
それを私は、身をもって知った。
「なーんや、フェイトちゃんとこうして外歩くとか、変な感じするやんなぁー」
いつものにやにや顔じゃなくて、本当に楽しそうにしてるはやて。
「確かにそうだね。それに、私服姿のはやてを見るのは初めてかも」
そう良いながら、はやての姿を改めて見る。シックな黒が基調で、だからと言って地味に見えないように綺麗に色を使ってる。なのはとは違うタイプだな、って思った。
「そんなじろじろ見てー、フェイトちゃんのエッチ」
はやてはからかい口調でそういうけど、ちょっと意外だった私はそんな言葉が聞こえなくて。
「うん、可愛いね……あれ? どうしたの、はやて」
素直な感想を述べたのに、はやては有り得ないものを見るような目で私を見ていた。
「いや、なんつうか、うん」
訝し気にじとーっと見られて。なんだか、少し居心地が悪くなった。へ、変なこと言ったかな?
おろおろとしていたら、はやてはこれでもかってくらい大きなため息を一つ吐いた。
「……ま、えぇわ。はよ買い物行こうや」
にかっと笑って私の手を取ると、はやては名前の如く一気に駆け出した。
「ちょ、はやて!! 危ないよー!」
こうして誰かと遊ぶなんてしたことがない私は、ドキドキが止まらなかった。
手を繋いで歩く事も。
二人でお店を回ったり、ゲームセンターで色んなゲームに挑戦したり。
これから先、一年分くらい笑った気がする。それくらい楽しい時間だった。
こんなにも楽しいなら、やっぱりなのはも誘えば良かったな。そうだ、今度三人で遊ぼう!
そんなことを考えた私は、はやてに声をかけようとした。
けれど、それははやてにぶつかることで制止された。
「いたっ、はやて?」
どうかしたの、と聞く前に思い切り腕を引かれた。
「え、ちょっと! はやてってば!」
理不尽にも感じる、急なはやての行動。ちょっと変な感じがしたけど、私はその腕を振り払う事は出来なかった。
だって、それはとても温かい温もりで、大事な温もりだって知ってるから。
「……別に、なんも。ただあっちの店行きたい思ってん」
顔はよく見えないけど、声は明るくて。なんだか、噛み合わない何かを見ているような違和感を感じた。
ちょっと呆れたけど、はやてがそう言うなら反対することはなくて。
「もう、それならそうと言ってくれれば……」
笑って、この嫌な空気をなくそうって思った。なんとなく、本当になんとなくだったけど、私はその時振り返ってしまったんだ。
はやてが急に方向を変えた理由。
頑なに私の言葉を拒んでた理由。
それが、そこにあった。
「……なの、は?」
なのはが知らない男の人と、楽しそうに笑ってた。
それを認識した瞬間、私の頭の中が真っ白になった。
何をしたのか。
覚えていない。
何を見たのか。
思い出したく、ない。
けど、考えれば考えるだけ、鮮明に思い出されるそれ。
私は、どうしたら良いの?
真っ白になった頭の中、ポツリと黒い色が滲む。
『……馬鹿やなぁ』
そんなはやての声。
『早く気付かんと━━』
白に広がる黒。はやての声が反響しすぎて、言葉として聞き取れない。
はやて、何て言ったの?
はやて、どうしたら良いの?
ねぇ、誰か、助けてよ。
「……はぁ」
隣で聞こえたため息。
今度ははっきりと聞こえた、声。
「フェイトちゃんは、ほんとお馬鹿さんやなぁー……」
ため息混じりに言われたそれは、自分でも思っていた事で。
その言葉が、じわじわと心に染みる。
「…………はやて」
「お、やっと気付いたか」
はやての言葉通り、私は少し意識を飛ばしていたみたいで。気絶まではいかないけど、放心状態……だったと思う。
さーっと吹く風に、髪が靡く。それが気持ち良くてきっと目を覚ましたのかな。
……え、風?
「あれ、ここ……」
「屋上や、屋上。やっぱ覚えとらんかったか」
ぼーっとしてる私の思考とは違い、はやては少し苛立ちを見せるくらいはっきりと答える。
「……っ」
どうして、とはやてに聞きたくて仕方なかった。すぐにでもさっきの場所に戻りたい。だって、さっきあそこにはなのはが━━。
「どうして、なんて言ってみ。はたくで?」
しかしそんな思いも、キッと睨まれることによって一蹴されてしまった。別に、はやてに睨まれても怖くないけど、今の私は、酷く怯えていた。
━━……何に?
「あんな、言っとくけど……ここに来たんはフェイトちゃんの意思やで?」
「え……」
私の、意志?
「せや、急に走り出したかと思えば階段駆け上がって屋上に出たんや」
エレベーターとかエスカレーター使いや、なんてちょっと的外れなことを言っているはやて。
確かに、言われてみれば少しずつ思い出される記憶。
「ご、ごめん……」
今は謝るしかなくて。言い訳を出来るほど、気持ちの整理が済んでいなかったから。
「……別に。なんでなんか解る気ぃするし」
同情に似た感情を帯びた声。それが気になって、はやての顔を見ると……はやては、ここではないどこか遠くを見つめていて。
「よっしゃ、帰ろ!」
「え、え!?」
声をかける隙すらくれず、はやてはそう言うとさっさと歩き始めてしまった。
「はやて、待ってよ!」
それを追おうとしたのに、はやてはそれに気付いて踵を返しこう言った。
「フェイトちゃんはとりあえず、頭冷やし」
どこか怒ったような風でそう言い放ったはやては、私を置いて帰ってしまった。
「頭冷やせって言われても……」
ここはデパートの屋上で。小さな子供達がきゃっきゃしてるとこで、冷やせるものも冷やせない気もした。はやての言いつけを守ってるわけでもないけど、なんとなく私は家に帰る気になれなかった。
そして思い出されるは、あの光景。
「……不思議じゃ、ないんだよね」
解ってたはずなんだ。なのはにはなのはの生活があるし、付き合いもある。当然、彼氏という恋人がいたって不思議じゃない。今までそんな話をしなかったから、気付かなかった。知らなかった。
本当はなのはのこと、全然知らないんだ。
それを改めて感じた私は、ぐっと手を握り締めた。別にそれをしたからと言って、気が紛れるわけでもないけど。
今のままで良いって思ってた。
触れ合える距離にいて、近くにいてくれて、傍にいてくれる。
それだけで充分だなんて思ってた。
私はなのはが好きで。
なのはも好きでいてくれる。
そう思ってた。
そのことだけで良いと思ってた。
━━……なのはの想いが私になくても。
そう思った時だってあったんだ。
でも、そうじゃない。
私は欲張りだ。
あの時、感じた感情を今でもはっきりと覚えている。
━━……なのはから離れて!!
そんな子供じみたことを思った。だから、私が離れたんだ。
どうしてかな、すごく苦しいんだ。
離れて欲しくても、言えなくて。
傍にいて欲しくても、言えない。
想いが溢れるのに伝えられない。
『馬鹿やなぁ』
脳に響く、はやての声。
『早く気付かんと』
インクが染みるように、私の心に広がるそれ。
『手遅れになるで』
重くのしかかったその言葉。
『解っとるんか?』
私は、もう今までの私でいられなくなる。
解ってるよ、はやて。
本当は解ってたんだ。
それに、もう手遅れなんだよ。
私の恋の蕾は、水がなくても、太陽がなくても枯れないけれど。
なのはがいないと、枯れちゃうんだ。
そっと胸に手を添えて、私は目を閉じた。
脳裏に浮かぶは、あの光景。
それよりも強く浮かぶのは、なのはの笑顔。
これからも傍にいて欲しい。
ずっと、近くにいて欲しい。
誰にも━━渡さない。
ねぇ、なのは。
私の声が、聞こえるかな?
そして、何かが破裂した音が聞こえた。
━━……パンッ
- If you hear...
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