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2009年11月17日 (火)

あなたは今どこで何をしていますか?

 しし座流星群が来ますよー!!
 最近、先週京都に行ったときに見たコナンの続きが気になって仕方ない稀凛です。五話寺(獄寺)も見ないとですね。いや、でも、京都は本当楽しかったです。TOMたん家に、夏樹と泊まりに行って、夜はキャッキャキャッキャと修学旅行気分でした。最高に楽しかったwwww
 今度は真剣20代しゃべり場だぞ│・ω・`)
 
 昨日(日曜日)久しぶりにがっつり死んでました。熱が38.5℃ありまして、「あー、これもうオワタ」とか色々諦めてました。けれど、なんとか思いなおして、今日の朝病院へ行ったところ「症状的にはインフルエンザの可能性がすごく高いね、一応検査してみようか……(検査中)……あれ? 反応ない、ね←若干戸惑い」何故インフルエンザの反応がなくて戸惑うんだ、お医者さん。そこは喜ばしくしてくれ! 不安になるだろ!! とか、一人胸中で突っ込んでました。
 とりあえず、インフルエンザではないみたいです。良かった。でも、まだ熱があることには変わりないんですけど。
 
 そんな状態なのに、何故かSSが書きたくなったので書きました。゚(゚´Д`゚)゚。
 なのフェイ話で【Watch only...】です。前回と打って変わってラブリーな感じ目指してみました。
 
 
 てゆか、話変わりますけど、てるうぃん宅の「なのぐる」さんが、読者さんの愛で実体化したみたいです。写真見せてもらったんだけど、まじで神。超可愛いの。すごい欲しい。抱き枕にして寝たい←本気
 
 
 
 それではでは、追記よりSSです。どうぞご覧くだしあ(*;ω人)
 パチパチ拍手(o・ω・o)㍍⊃

 

 それは、些細な言葉から始まった。
 そう、本当に些細な一言。
 
 何が起きたのか。
 何を言ってしまったのか。
 何を間違えてしまったのか。
 
 私には、何も解らなかった。
 ただ一つ、はっきりと解るのは──私の“本当”の気持ち。
 
 
 
 
   - Watch only... -
 
 
 
 それは、いつもの日常の中に溢れていて、いつ爆発するかも解らないくらい危うい位置にあったんだ。
「お邪魔します」
「いらっしゃい、フェイトちゃん!」
 ほぼ毎日と言って良い程、私はなのはの家へ遊びに来ている。そこで顔を合わせるのは高町家の人達で。みんなとても優しくて、私にも優しくしてくれる。そして何より……
「あら、フェイトちゃんいらっしゃい。なのは、お茶とお菓子用意しておくから取りに来てね?」
「はーい」
 桃子さんの気遣いに会釈をしていたら、廊下から恭也さんがやってきた。
「フェイトちゃん、久しぶり」
「恭也さん、お久しぶりです」
 そう挨拶を交わし、何気なく笑い合う。なんだか、どことなく雰囲気がなのはに似ていて、思わず心が緩まる気がした。
「お兄ちゃん、どこか行くの?」
 なのはがぎゅっと、私の背後から抱き付きながら恭也さんにそう尋ねる。
「あぁ。ちょっと買い物にな。何かいるものあるか?」
「んー……ううん、平気だよ!」
 なのはがそう答えると、了解と言いながらなのはの頭をポンポンと二回叩いて恭也さんは玄関へ向かった。
「……気を付けてくださいね」
 なんとなく、私はそう口にしていた。言った私も驚いたけど、恭也さんも驚いていたみたいで。
「ありがとう、気を付けるよ」
 優しい笑みを浮かべながら、扉の向こうへと姿を消した。
 なのはの家族の人達は、なのはにとても優しいんだ。桃子さんや士郎さん、美由希さんももちろん優しいのだけど、特に恭也さんはなのはのことを何かと気にかけてるみたい。
「フェイトちゃん……見すぎ」
「え!? そ、そうかな?」
 なのはにそう言われるまで、ずっと玄関の扉を見ていたことに気付かなかった。他意はない、ないからこそ慌ててしまうこともあって。
「……怪しい」
「怪しいって……何でもないよ!」
 ほら、早くなのはの部屋行こ? なんて、私の部屋でもないのにそう言って部屋へ歩みを進める。
「ほら、なのは。扉開けてよ?」
 部屋の前まで来たのに、その場に立ち止まったままで、なのはが扉を開けてくれない。
「……やだ」
「えぇー」
 久しぶりに見た、ちょっとわがままななのは。こういう時のなのははちょっと大変だけど、本当はすごく可愛くて堪らない。
「どうしたら開けてくれるの?」
 だから私は、少しずつ距離を縮めていく。
「…………」
 それでも、なのはは簡単には許してくれないみたいで。
「なーのは?」
 今度はさっきの逆で、私がなのはの背後からぎゅっと抱き締め、包み込むような形になった。
「……こと、どう思ってるの?」
「え……?」
 なのはの思わぬ言葉。
 
 ──……お兄ちゃんのこと、どう思ってるの?
 
 まさか、そんな質問が来るとは思わず私はちょっと動揺した。
「……やっぱり」
 それをどう取ったのか、腕の中にいたはずのなのはが少し身を捩り、そこから抜け出そうとする。
 しかし、私はそれを許さず。逃がさないようにぎゅっと強く抱き締める。
「……恭也さんって格好良いよね」
 素直にそう口にすれば、なのはがビクッとしたのが解る。私のちょっとした言動で一喜一憂するなのはが可愛くて、でも少し、憎かった。
「ねぇ、なのは。今何を考えてるの?」
「……何も」
 そうは言うけど、私には解ってる。本当は私と恭也さんのことで頭がいっぱいなんだ。私は……私の頭の中はなのはでいっぱいなのに。
 
 どうしていつも、なのはは気付いてくれないの?
 
 私がどれだけなのはを好きで。
 私がどれだけなのはを求めてて。
 私がどれだけなのはが愛しいか。
 
 なのはは少しも解ってくれない。かと思えば、こういうちょっとしたことですぐに心が揺れてしまう。そういう純粋なところも好きだけど、ちゃんとなのはの気持ちを伝えて欲しい。
 
 ねぇ、なのはは……私のことを──
 
「フェイトちゃん」
「……なに? なのは」
 黒い闇の中に引き摺りこまれそうな錯覚に陥った瞬間、なのはの声が聞こえて現実に戻ってきた。
「えっと、んしょ……」
「?」
 もぞもぞと、器用に体の向きを変え、私と対面する形になったなのは。ちょっと……いや、かなり距離が近い。
「な、のは……?」
 あまりの至近距離に、私は思わず照れる。
「あの、ね、フェイトちゃん」
 そわそわと、目を泳がせたりするなのは。身長差も相まってか、今なら簡単にキス出来そうだ。勝手にすると、なのはは怒るからしないけど。
 今はとにかく、何かを伝えようとしてるなのはの話を聞くことにする。
「なにかな、なのは」
 不安気ななのはが安心出来る様に、抱き締めてる片手で、そっと頭を撫でてみる。なのははびっくりして、真っ赤になったけど、ちょっと嬉しそうにしてくれた。それを見た私も、すごく心が温かくなった。
「フェイトちゃんは、お兄ちゃんみたいな人が、その、好きなの?」
 予想外ではなく、想定内の質問だった。話の流れからして、きっと恭也さんの話だろうとは思ったけど……好き、と来たか。正直私は迷った。
 今この場で言うのが相応しいかどうか解らなかったから。でも、ある意味これがきっかけなのかも知れない。
 いくつかの自問自答を繰り返し、私は意を決した。
「うん、好きだよ」
「え……」
 私の一言で、なのはが固まる。誤解しないでなのは。私の想いは別の場所にあるから。
「だって、あんな風に自分のこともしっかりしてる上で、誰かの為にも色々と出来るなんてすごく素敵だと思うんだ」
 恭也さんの今までの色んな行動を思い浮かべ私は話す。
「私もいつか、あんな人になれたら良いなって思うんだ」
 導き出した将来のヴィジョン。誰かの為になりたい。困ってる人がいるなら、私が手を伸ばして助けてあげたい。過日、私が助けてもらったように。
「そして、ずっとずっとなのはのことを守っていきたいから」
 私の心に変わらずあり続ける誓い。それは、私がなのはの盾となり、守り続ける約束。なのはがいるから私がいる。なのはが傍にいてくれるから、私は私でいられる。そう言っても過言じゃない程確かなことで。
「ね、なのは。私の気持ち、伝わってるかな?」
 なのはの肩口にそっと顔を寄せ、ぴったりと身体を引き寄せあう。
 そっと頬寄せ合い、目を瞑る。お互いの呼吸が聞こえ、いずれそれが重なる。
 
 
 なのは。
 私にはなのはの気持ちが伝わってくるよ。
 だから、なのは。
 お願い、私の気持ちも伝わりますように。
 
 
 なのはだけ見てるから。
 なのはも、私だけ見て。
 
 
 
 
 
 
     - Watch only me...
 
 
 
 
 
 

 

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