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2011年12月22日 (木)

気付いたら年末でした

 おかしい。復帰するはずだったのに、前の更新からこんなにも過ぎてる。おかしい。
 でも、これが現実っていうね。
 
 今度拍手御礼SS入れ替えます。と言っても、サイト設立当時の中途半端だったSSを改稿+書き足したものですが。
 当時のSSに、結末のないものの多さといったら……。今もですけど。

 
 
 とりあえず通常更新もします。
 昨日書いたものの、すぐに更新するのはやめました。ほら、一晩煮込んだカレーが美味しいみたいにSSも一晩煮込んだ方が!! って、まぁそんな変わらないんですけどね。
 勢いで書いたままだと、おかしなとことかあるかもですし。おすし。
 
 そんなわけで、追記からはなのフェイなので【なのはさん、策士策に溺れる?】です。

 

 そういえば今日? が、なのはの新作ゲーム発売日みたいですね。確か。
 稀凛さんは、劇場版のことで頭がいっぱいで忘れてました。

 だって、冬の話なのに夏に上映って素敵んぐだなーと思いまして。
 笑い的に。

 早く劇場版が観たいですね。劇場版のDVDは忘れずに手に入れますよ!!

 みなさんはゲームをちゃんとゲットしたんでしょうか?
 

 

 
【BGM/Summer Refrain(南国育ち)】

 twitter @kirin_Curio
 パチパチ拍手(o・ω・o)㍍⊃

 

「ねぇねぇ、フェイトちゃん!」
 嬉しそうな声で私を呼ぶ君の声。
 今日は日曜日だけど、週末に出された課題を私の部屋で一緒に片付けているところで。
「んー、どうしたの?」
 私はペンを動かしながらの、ながら返事をした。
 せっかくスムーズに課題を片付けてる時だから、正直このままの勢いで片付けたいと思うのが本心で。
 でも、だからと言ってなのはを無視することもしたくない。
 なんだっけ、こういうのことわざであったよね。二兎追うものは……みたいな。
「昨日気付いたことがあるんだけどね。うふふー。なんだと思う?」
 なのはの方をちらりと見れば、既に課題は片付けて──はいない。
 放り出されている状態だ。諦めたのか飽きたのか。きっと後者だろう。
 今のなのはは、早く話したくてうずうずしているように見える。
「……昨日、何かあった?」
 私は課題を進める手を一旦止めて、なのはの話に乗ることにした。
 こういう時のなのはは止められないから。
 呆れつつも、そんなところが可愛いな、とも思うわけです。

 

 
 
 
   - なのはさん、策士策に溺れる? -

 

 
 
 
 持っていたペンを置き、なのはに向き合えば嬉しそうににこにこしている。
 今日のなのはは、ラフな格好だけど女の子らしく可愛い服を着ている。
 寒い日が続いているので、防寒も兼ねているタートルネック。デザインはなのはにしては珍しいストライプで、色はピンクと白だ。下はホットパンツで、少し寒そうだな……と思った。
 私はと言えば、部屋着といった手抜きで。インナーの上にシャツを着て、スリムタイプのジーンズを穿いている。
 それはさておき、今はなのはの話を聞かなければ。
「昨日は確か、アリサ達と買い物に行ったよね?」
 久しぶりにみんなの予定が合い、5人で色んなお店を回った。女3人で姦しいと言われるくらいだ。5人も揃えばすごいもので。でも、すごく楽しい1日だった。けれど、何か変わったことは特になかったはず。なんだろう?
「そうそう、買い物楽しかったよね~。でも! そこじゃないんだよ~」
 得意げな顔でチッチッチッ、と指を揺らすなのは。
 買い物のことじゃないなら何がある?
 そう自分に問いかけて、昨日を振り返るものの……思い当たる節はなくて。
「なのはは何に気付いたの?」
 素直に降参の旗を振り、なのはの言葉を待つ。
 別に早く話を済ませて課題をやりたいわけではなくて、ただ純粋に今はなのはの話を知りたい気持ちでいっぱいだった。
 頭の片隅では、課題が終わるかどうか不安になっているが、まぁ、なんとかなるよね。
「それはね~……」
 よいしょ、と机に手をかけて立ち上がるなのは。
 何をするんだろう? と、不思議に思っていると、なのはがチョイチョイと手招きをした。私も一緒に立て、ということらしい。
 素直に従い、立ち上がる。すると、なのはがちょこちょこと歩み寄って隣に立つ。
「……なのは?」
 意味が解らずきょとんとする。なのははじっと私を見つめて、面白くなさそうにしている。
「も~、フェイトちゃん気付かないの?」
「?」
 そう言われても、何に気付けと言うんだろうか。
 しげしげとなのはを見ても、ピンと来ることはない。
 いつもと違うことと言えば、今日は珍しく髪を結っていないくらいで。
 小学生の頃は短かったなのはの髪も、今では随分と伸びた。
 ……伸びた?
「あぁ!」
 やっとピンと来た。
「目線の高さ?」
「そう!」
 私の答えは正解だったようで、ムーッとしていたなのはの顔が一転して晴れやかになった。
 お互いに個人差はあるものの、中学生になってから成長期だからかグンと身長が伸びていた。
 私の方が多く伸びていて、羨ましいやらずるいと言われていたけれど。
 確かに言われてみれば、最近目線の高さが近くなった気がする。
「なのは、最近また身長伸びたんだね」
「そうみたい。フェイトちゃんに置いてかれちゃうって思ったけど、まだまだわたしもこれからってことだよね!」
 嬉々として話すなのはだけど、自分より身長の高いなのはを想像してみると……うん、もっと私も頑張らないと。
「フェイトちゃん、今余計なこと考えなかった?」
「えっ?! そ、そんなことないよ!」
 鋭いなのはの指摘にビクッとなるものの、これだけは譲れない。
 なんだかんだと、なのはの方がしっかりしているんだから。せめて背格好だけでもかっこつけさせて欲しいと思うのが実のところ。
 なのはは私のことをかっこいいと言ってくれるけど、内面的なものやいざという時は、なのはの方が何倍もかっこいいんだから。
「それでね~、ふふふ。わたし思ったんだけど……」
 笑いを堪え切れていないなのはが、
「この距離だったら、キス、しやすいと思わない?」
 なんてことを言い出して。
 さっきまでにこにこと笑っていたのはどこへ行ったのか。今ではにやにやと笑っている。
「キス、しやすいかな?」
 どうだろう? という意味を込めて返せば、なのはは待ってましたと言わんばかりに答える。
「してみよっか」
 本当に可愛くてどうにかなりそう。満面の笑みでそう言われて、断る人なんていない。
 お願いだから、こういうことは私だけにして欲しい。
 その笑顔でお願いすれば、誰だって頷いてしまう上に、君に心惹かれる人もいるのだから。
「いいよ。なのはからしてくれるんだよね?」
 たまにはなのはからして欲しい、と思うのも本当だけれど。
 ちょっとだけ意地悪をしたくなったのも本当。
 にっこりと笑いかければ、なのはは少し不満気にしていて。
「なのはから言い出したんだからね。してくれないなら、私課題片付けたいんだけど。なのはも終わって……」
 ないでしょ、と続けようとしたら急に唇を奪われた。
 チュッと、一瞬の口付け。
「…………」
 もごもごと、なのはが小さい声で何かを言った。
 虚を突かれた私はそれを聞き取れなくて。
「な、なに?」
 少し戸惑いながら聞き返せば、頬をほんのりと染めてなのはが言った。
「一緒にいるのに、フェイトちゃん課題のことばっかりだから……その、ちょっと、やだなぁって……」
 それは、いわゆるヤキモチ?
 まさか課題に対してヤキモチを妬いてるとはさすがに思わなくて。私は吹き出して笑ってしまった。
「わっ、笑うことないでしょ~!」
「ごめんごめん、だって……なんか……おかしくて……」
 笑っては失礼だとは解っているけれど、止められない。
 だってそれは、君が私をそれだけ求めてくれてるってことなんだから。
 嬉しい時の笑いは、止められないでしょ?
「もう! フェイトちゃんなんて知らない! いいもん、課題やるもん!」
 プイッと顔を背け、先ほどまで座っていた場所に戻ろうとするなのはを後ろから抱きしめた。
「ねぇ、なのは。今日泊まってく?」
 腕の中に収まる愛しい君。
 髪からはほのかに甘い香りがして。
 その香りで胸が締め付けられる。
 服越しに感じる君の温もり。
 柔らかい身体。けれどどこか心配になる細さで。
 こんなにも華奢な身体で、あんなにも過酷な戦いを強いるのは嫌だけれど。
 それは君が決めたことだから。
 私はそんな君を守るんだ。
 だからずっと傍にいる。一緒にいる。少しも離れたくない。

 
 
 なのはは知らないでしょ。私がこんなにも君でいっぱいなこと。
 教えてもあげないけど。

 
 
 ギュッと腕に力を込めれば、少し硬くなる身体。緊張してるの?
 愛しさで胸がいっぱいになって、思わず頬ずりをすればくすぐったいよ、と笑う君。
「なのははどうしたい?」
 優しくそう声をかければ、緊張していた身体から力が抜けるのが解った。と、同時に私の腕に君の手が重なる。
「……うん。泊まっても良いかな?」
 少し遠慮がちに顔を振り向かせてそう言う君はとても可愛くて。
 今度は私から唇を奪った。

 

 
 
 
 
                    - Fin~

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 【あとがき】
 お久しぶりです。急に思い立って書きなぐったSSです。
 なんかもうね、明らかにこの2人課題終わらないだろ……とか思ってしまう。
 きっと月曜日に学校へ行って、課題が終わっていない2人にアリサからの説教とはやてからの茶化しが入るんでしょう。すずかはいつものようににこにこと2人を見守るんでしょうね。
 いいなぁ、そんな幸せな学生生活。
 私もこんな学生生活送りたかった!!!!
 
 フェイトさんはナチュラルたらしな感じで、なのはさんはいたずらっこみたいな感じで頑張って攻めるイメージ。なのはさんから仕掛けたはずなのに、いつの間にかフェイトさんのペースになってる的な。
 もう本当このカップル可愛い。

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コメント

お久しぶりです(*^▽^*)/
久々のSSとてもよかったです(*^ω^*)

忙しいと思いますが、更新頑張って下さいo(^-^)o

投稿: 疾風 | 2011年12月23日 (金) 18:30

 疾風さーん!!お久しぶりです><
 とても良かったと言ってもらえて稀凛も良かったですww
 本当に更新頻度が下がってしまって、色んな人が遠ざかってしまったやも……と不安だったので、疾風さんがこうしてまたコメントくれて嬉しかったです!!
 
 忙しさにかまけず、更新がんばりますですよー!

投稿: 稀凛が返信 | 2011年12月31日 (土) 23:48

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